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Vol.43
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[ 田島創志プロ ] &
[ スリクソン NEW Z-TX TOUR P-420ドライバー ]
気持ちよく振りぬけて、イメージ通りのラインが出せる。
「Miyazaki」との組み合わせは、僕の人生でいちばん飛んでいます。
この『スリクソン NEW Z-TX TOUR P-420ドライバー』(以下、P-420)を使い始めてから、僕のドライバーショットはたぶん人生でいちばん飛んでいます(笑)。今年の夏頃までは、ひとつ前のモデル(NEW Z-TX ツアードライバー)を使っていました。僕は、ドライバーは断然小さいヘッドが好きで、前のモデルは好みにどんぴしゃで合っていたのですが、それより気持ち小さくなったP-420はさらに気に入っています。ずっと小さいヘッドを使っているのは、空気抵抗が少ない気がするからで、僕の場合、大きいヘッドだとつかまり過ぎてしまうのも、このドライバーを選んだ理由です。
ドライバーのフェースは、ストレート過ぎてもダメで、適度にバルジがついていないといけない。ラウンドがあるからドローとかフェードのイメージが湧くわけで、その点このドライバーはうまく作ってありますね。打感がやわらかいのもすごく気に入っています。P-420は、弾くというより、ボールをフェースにくっつけてから、放して飛ばす感じ。球離れが早いとそれで球筋が決まってしまうからイヤなんです。ボールがフェースにくっつくなら、いくらでもくっついてくれていい(笑)。これは僕の感覚ですが、球がフェースにくっつく分、打ち出しを低く抑えられるイメージがあります。だから、高さもスピン量もちょうどいい、ドコーンという力強い中弾道になるのだと思います。
僕が考える理想の球筋は、打ち出しはドローのイメージなんだけれど最後にスーッと右にスライドするようなフェードなんです。ドローの延長としてフェードを打つというか、「フェースにくっつけて球をとらえつつ切る」という球を目指しているのですが、P-420の打感ならそれができる。だから気持ちよく振り抜けるし、イメージ通りのラインが出るんです。ラインが出ていれば、たとえ曲がったとしても小さい幅で済むし、今年は曲がっても気にならない程度の幅に収まっています。このヘッドと組みわせているシャフトが『Miyazaki Kusala』の「霧」。1年以上前から使っています。僕は手元がしっかりしたシャフトが好みで、これを長さ46インチ、バランスをD7くらいにして、しならせるように打ちます。シャフトに関しては、自分に合う一本を求めて自分なりにずいぶん研究しました。それで出会ったのがこのシャフトで、46インチにしたのも1年前から。おかげでヘッドスピードは50~51m/sくらいは出ているはずです。
P-420に出会ってから、自信を持ってドライバーを打てるようになったし、ドライバーを振るのが本当に楽しくなりました。ドライバーとパットが楽しければ、いいスコアが出ます。それはプロもアマチュアも同じでしょう。とにかく、今の僕にとってP-420は絶対に手放せないドライバーですね。

