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[ 井芹美保子プロ ] & [ ゼクシオ セブン アイアン ]
ボールが上がりやすく、ヘッドの“抜け”もすごくいい。
ツアーの固いグリーンも思い切って攻めていけます。
私は、昨シーズンまで同じゼクシオの「フォージド」アイアンを使っていました。小ぶりでシンプルな感じのヘッドが好きで、球筋も気に入っていました。でも、去年、『ゼクシオ セブン』アイアンが出て、周りの選手たちが「すごくいいよ」というのを聞いて、私も試してみようかなと思い、このオフに試打させてもらうことにしたんです。それで打ってみたら、私も「これはいいな」と思った。それで「ゼクシオ セブン」にチェンジすることにしました。
実をいうと、フォージドにくらべると「セブン」のほうが顔が少し大きいので、最初に構えたときにはちょっと違和感があったんです。でも、何発か打つうちにその違和感がまったくなくなりました。なぜかというと、“抜け”がすごくよかったからです。抜けは、私がアイアン選びで重視するポイントなのですが、「セブン」は、フェアウェイはもちろん、ラフからでも気持ちよく抜けてくれます。ヘッドが大きめでも、抜けがよければ気になりません。今の時期はまだラフの芝はしつこくないけれど、もっと暖かくなって粘るようになっても、ヘッドが小さめのフォージドと同じように抜けてくれるんじゃないかと思います。
そして、アイアンを選ぶときのもうひとつの基準は、やっぱりボールの上がりやすさ。「セブン」とフォージドのいちばんの違いがこの上がりやすさで、弾道も最初から高く出ていく感じがします。同じ番手同士でくらべると、「セブン」のほうがロフトは立っているので飛距離が出るのですが、なおかつ「セブン」のほうが上がりやすい。上がりやすい、イコール止まりやすいということですよね。
ツアーの試合のグリーンはどこも固くて速いので、できるだけ止まるボールを打ちたい。それも「セブン」に換えた理由のひとつで、より実戦向きだなと。上がりやすい分、安心できるし、思い切って打てます。それに、「セブン」は多少当たりが薄いかなと思ったショットでも飛距離がそんなに落ちない。それも気に入っているところです。私は飛距離が出るほうではないので、アイアンのキレで勝負しないといけません。ボールのライにもよるけれど、できるだけアイアンで攻めていきたいと思っています。
今年のオフは、技術レベルを上げようと、自分なりにスイングづくりをしました。しっかり練習できたし、「ゼクシオ セブン」アイアンの距離感もつかめたので、順調に仕上がったと思います。シード選手としてプレーする今年は、とにかく自分らしいプレーをするのが目標。そして、そろそろ優勝したいですね。
