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[ 白佳和プロ ] & [ スリクソン Z-STAR ]
こんなにやわらかくて、しっかり飛ぶボールは初めて。
アイアンショットの距離感も断然よくなりました。
僕は昨シーズンまで10年以上、他メーカーのボールを使っていました。だから、スリクソンのボールを初めて打ったときには、当然そのボールとの比較になりました。そうしたら、元のボールとくらべて、「スリクソン Z-STAR XV」はドライバーが15ヤードも飛んでいた。それで最初は「XV」に飛びついたのですが(笑)、ちょっと硬い気がして。それで、『スリクソン Z-STAR』を使ってみたんです。僕の場合、ボールを選ぶ前提として、とにかくやわらかくないとダメなのですが、ここ数年、ボールはどんどん硬くなる傾向にあるなと感じていました。でも、「Z-STAR」は去年まで使っていたボールより断然やわらかかった。ここまでやわらかいボールは初めてでした。それに、こんなにやわらかい上に、ドライバーではあきらかにキャリーが伸びてしっかり飛んでくれる。長年使っていたボールからチェンジするのは勇気が要りましたが、「Z-STAR」がいいボールだと確信できたので、換えることにしました。
僕の生命線である正確なティショットにも、フィーリングは大切です。球を曲げないためには、ボールがフェースにひっついている感じが欠かせないからです。それに、たとえばフェードを打つときにも、ボールがしっかりフェースに乗ってくれるので、フワーッと曲がるのではなく、左にビューッと飛んで、そこからやわらかく曲がるんです。自分にすごく合っているなと思いますね。
それに、やわらかさと関係があると思うのですが、「Z-STAR」はアイアンショットで球が強すぎない。打ち出しが高くて、スピンも多くかかります。でも、それ以上にこのボールのよさを実感するのが距離の合わせやすさで、去年までとくらべると、距離の誤差が断然小さくなりました。たとえば、去年までは、いい感じで打ってピンに向かって飛んでいっても、イメージに5ヤード足りなかったり、逆に5ヤード奥に行ってしまったりしたことがありました。でも、「Z-STAR」はイメージした場所にきちんと落とせるし、ピンにピタッとつくんです。それはラフからでも同じ。キャディさんとよく話すのですが、今年は変なフライヤーやバカっ飛びがなくて、ラフから距離が合うんです。風に関しても同じで、フォローのときにはフライヤーになりやすいのですが、「Z-STAR」はきっちり飛んでくれるので、タテ方向のミスがかなり減りました。今シーズン、僕が好調なのは、アイアンの距離感がよくなったことが大きいですね。
さらにいうと、アプローチでも「Z-STAR」は、去年まで使っていたボールとくらべてスピンがかかるし、同じ打ち方をするとキャリーが出て止まる感じ。だから、砲台グリーンで距離が合わせやすいんです。実をいうと、今年の開幕前は自分自身にあまり期待していませんでした(笑)。ボールを換えた不安があったし、クラブもメーカーが変わったからです。でも、優勝争いに絡めて、いい結果が残せている今は、「自分の感覚を信じで換えてよかった。やっぱり自分の感性は正しかったんだ」と思えるし、勝てるんじゃないかと感じています。今はすごく自信を持ってプレーできているので、ぜひこのボールで初優勝したいですね。

