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My Favorite ~私のイチオシ~ ダンロップの契約プロたちが、いま一番お気に入りのギアを紹介

[ J・マクリーン選手 ] &
[ NEW スリクソン Z-STAR XV・クリーブランドゴルフ 588 RTX ブラックパールウエッジ ]

『NEW Z-STAR XV』と『588 RTX』ウエッジのマッチングは最高。
ハーフショットでは、とりわけスピン量の多さを感じます

 僕は2010年シーズンからスリクソンのボールを使っていて、そのときからボールはずっと『Z-STAR XV』。旧モデルも大好きだったけれど、去年から使い始めた今のモデルはさらによくなりました。

J・マクリーン選手
 このボールのいいところは、まず、ドライバーショットが飛ぶこと。風の強い状況でも吹け上がらずに、強い弾道で飛んでいきます。たぶんスピン量が適正だからだと思うのですが、とにかく風に負けないところが気に入っています。それに、50ヤード以内のショットでのスピンのかかり具合と打感がすごくいい。パッティングも、カバーがやわらかいのでフィーリングがいいし、距離を合わせやすいですね。

 そして、このボールとのマッチングのよさを感じるのが、クリーブランドゴルフ(CG)の『588 RTX ウエッジ』です。僕のCGウエッジの使用歴は、アメリカでの大学時代からなので、もう15年になります。昨年までずっと「CG15」を使っていたのですが、今年の開幕戦(東建ホームメイトカップ)から、この「RTX」に替えました。今、僕のバッグには48°、52°、56°、60°という4本の「RTX」が入っていて、それぞれの距離の目安は、140、130、120、110ヤードです。

J・マクリーン選手 588 RTX ウエッジ
 「RTX」を使ってみて感じたのは、ハーフショットより短い距離のショットでのスピン量が、以前より明らかに増えたということ。距離でいうと50~70ヤードくらいのショットですが、グリーンに落ちたボールがすばやく止まってくれる。それと、グリーンサイド、特にラフからのアプローチも、スピン量が確実に増えたのを実感できています。

 実は、このウエッジから、ヘッドを黒いブラックパール仕上げに替えたんです。なぜかというと、サテン仕上げのヘッドでアメリカやオーストラリアでプレーすると、60°などロフトの多いウエッジでは、まぶしくて困ったことがあったから。特にオリジナルの「588」はまぶしかった(笑)。その点、黒いヘッドは太陽の光を反射しないので使いやすし、気に入っています。

 僕は、ボールを飛ばすことにかけては他の選手に負けない自信があります。ただ、トーナメントに勝つには、パットとショートゲームのレベルアップが必要だと思うし、技で魅せられる選手になりたいんです。僕は世界のいろいろなツアーでプレーした経験がありますが、日本ツアーのコースコンディションは非常にいいし、特にグリーンに関しては世界で一番だと思います。もちろん、グリーンは硬くて速いのですが、そういうセッティングで戦うには、自分に合ったボールとウエッジが欠かせないし、今の僕にとってベストの組み合わせが、スリクソンのボールとCGのウエッジなんです。

 日本ツアーにフル参戦するのは今年が初めてですが、コースが素晴らしいだけでなく、選手仲間もギャラリーもみんなフレンドリーだし、日本でのプレーを楽しんでいます。実は、このオフは股関節の手術を受けために、あまりトレーニングができなかったのですが、体の状態はよくなりました。チャレンジトーナメントでは結果が出せているので、早くレギュラーツアーでも活躍したいですね。


J・マクリーン選手

ジェームズ・マクリーン
1978年オーストラリア生まれ。プロ入り後、欧州ツアーやPGAツアーでプレー。昨年のファイナルQTで9位に入り、今季日本ツアーに本格参戦。300ヤードを越える長打力が武器で、今季チャレンジトーナメントで2位に2度入賞(2013年7月10日時点)。
NEW スリクソン Z-STAR XV

588 RTX ブラックパール ウエッジ